内視鏡をもっと身近に、もっと手軽に
名古屋市に産まれ育ち、名古屋大学卒業後は安城市、東海市にて、それぞれ地域の中核である高次医療機関で消化器内科として従事いたしました。悪性腫瘍(がん)や炎症性腸疾患、肝炎等において先進治療を学び、多くの患者さまの治療にあたってまいりましたが、その一方で、がんや難病の終末期の患者さまに寄り添う緩和ケア医療や、リハビリテーション等で自宅退院をめざす回復期医療も数多く携わらせていただきました。その多くの経験から学んだことは、予防医療、早期発見の大切さです。
医療において治療が大切なことは間違いありませんが、現代の医療をもってしても、残念ながら治すことのできない病気は多く存在します。がんの発見が遅れて、治癒はもう目指せない、抗がん剤での延命治療しか選択できず、それでも前を向いて、「こどもや家族のために、今死ぬわけにはいかない」。そう言ってくださった30代、40代の方々が、目の前で弱っていかれる姿に、医学の無力さを痛感することもありました。また逆に、内視鏡検査で早期がんを発見し治療をした患者さまに、「すごく早く見つけてくれて、まったく後遺症などもなく治りました」と言っていただけることも多くございました。
消化器内科医として8年従事した経験から、治療以上に予防医療・早期発見が今後の医療においてもっとも大切と痛感し、令和6年から地元・名古屋市にて健診クリニックにおいて予防医療・早期発見について改めて学ばせていただきました。そして、医師として13年間、幅広い領域で学んできたことを地元の皆さまにお返しするため、このたび昭和区かわな・いりなかエリアにクリニックを開院させていただきました。消化器疾患における予防医療・早期発見には、内視鏡検査、エコー検査、CT検査が非常に有用であり、当院では患者さまには検査を気軽に受けていただけるよう体制を整えてございます。内視鏡検査はどうしても苦しい、つらいというイメージがあるかと思いますが、鼻からの胃カメラや、眠り薬を使用する胃カメラ、大腸カメラにて苦痛を少なく検査をすることができます。少しでも内視鏡検査を身近に、手軽に感じていただけることが、皆さまの健康をまもることにつながると考え、丁寧かつ正確で誠実な検査をこころがけてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

