内分泌内科
内分泌内科

内分泌内科では、全身の臓器に働きかける「ホルモン」の異常を専門的に診療します。ホルモンは、血液によって全身に運ばれ、ごく微量で体の機能を調節している大切な物質です。このわずかなバランスの乱れが、全身のさまざまな不調として現れます。
ホルモンの病気は、疲れやすさ、冷え、イライラ、むくみなど、日常的な体調不良と見分けがつかないことが多々あります。「年のせい」「更年期だから」と諦めていた症状の陰に、実は内分泌疾患が隠れていることは少なくありません。
内分泌疾患は、適切な知識がないと症状を聞いただけでは診断することが難しい領域です。当院では、最新の知見と院内設備(血液検査・CT検査・エコー等)を駆使し、目に見えにくいホルモンの異常を丁寧に診察してまいります。
専門性の高い診断・治療を行っております。以下の項目に心当たりがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
甲状腺はのどぼとけの下にあり、全身の代謝を活発にするホルモンを作る「元気の源」とも言える臓器です。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
ホルモンが出過ぎることで、常に全力疾走しているような状態になります。暑がり、多汗、動悸、体重減少などが代表的です。バセドウ病のほか、一時的にホルモンが漏れ出す亜急性甲状腺炎なども診療します。
甲状腺機能低下症(橋本病)
ホルモンが不足し、全身の活動がスローダウンします。強いだるさ、むくみ、便秘、体重増加、気力の低下が現れます。うつ病や更年期障害、脂質異常症として治療されているケースもあり、正確な鑑別が重要です。
甲状腺腫瘍
無症状で見つかることが多いですが、当院ではエコー検査でしこりの性質(良性・悪性)を詳しく見極めます。
腎臓の上にある副腎は、血圧や代謝、ストレスへの耐性を司る重要なホルモンを作っています。
二次性高血圧(原発性アルドステロン症など)
高血圧の方の約10%は、ホルモン異常が原因の「二次性高血圧」です。特に原発性アルドステロン症は、通常の高血圧より心臓や血管への負担が重く、早期発見が合併症予防の鍵となります。
副腎偶発腫の管理
他科のCTなどで偶然見つかった副腎のしこりに対し、院内CTと採血を組み合わせて継続的にフォローアップします。院内で完結できるため、大きな病院へ通う負担を軽減できます。
生活習慣病の背景には、しばしばホルモンの働きが関係しています。
糖尿病
放置すると網膜症や腎症などの合併症を招くため、当院では患者さま一人ひとりのライフスタイルに応じたきめ細かな治療を行います。
脂質異常症
コレステロールや中性脂肪の異常は動脈硬化を進行させます。単なる食生活だけでなく、甲状腺機能低下症などが原因で数値が悪化しているケースもあります。
肥満症
内臓脂肪の蓄積によるメタボリックシンドローム等についてもご相談ください。
内分泌疾患は、適切な診断と治療さえ受けられれば、以前のような健やかな毎日を取り戻せる病気がほとんどです。 「なんとなく不調だけど、どこへ行けばいいかわからない」という時は、ぜひ当院にご相談ください。
もちろんです。一般的な健康診断の項目だけでは、ホルモンの異常が見落とされてしまうことも少なくありません。より深い項目までチェックすることで、体調不良の真の原因が見つかることもあります。「なんとなくおかしい」という直感を大切に、一度ご相談ください。
疾患や状態によります。例えばバセドウ病のように、治療を継続することで薬を卒業できる(寛解)を目指せる病気もあります。一方で、橋本病などで不足したホルモンを補う場合は、長期間の服用が必要になることもありますが、適切にコントロールすれば健康な方と全く変わらない生活を送ることができます。
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