2026年6月29日

こんにちは。名古屋市昭和区、川名駅・いりなか駅から近くの「かわな内科 糖尿病・内視鏡クリニック」院長の安藤です。
クリニックの開院に向けて準備を進める中で、私はよく「自分はどんな医師でありたいか」「どのようなクリニックを作りたいか」という原点に立ち返ります。
私が目指す医師像、そして当院が掲げる理念の背景には、私の医師人生において心から尊敬し、目標としてきた3人の恩師の存在があります。今回は、私の大切な「原点」である先生方をご紹介させてください。
医師としての「優しさ」と、すべての仲間への「敬意」を教えてくれた、I先生
私がまだ研修医だった頃、消化器内科医長をつとめていらっしゃったI先生に出会いました。I先生の患者様への接し方は非常に丁寧で物腰柔らかく、それでいて明るく、患者様をいつも笑顔にする素晴らしい診察をされていました。しかし何より私の胸を打ったのは、共に働くチームの仲間に対する姿勢でした。
医師だからと傲慢になり、周囲のスタッフへ尊大な態度をとる医師は、残念ながら一定数おります。しかしI先生は思い上がることは一切なく、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、医療事務、その他クリニックを支えるすべての職員(コメディカルスタッフ)に対して、常に一人の専門職として深い敬意を払い、誠実で細やかな配慮を徹底されていました。
誰に対しても分け隔てなく耳を傾け、感謝を言葉にし、スタッフが働きやすい環境を常に気遣う。そのお姿を見て、「自分が目指すべき医療、そして理想の診療スタイルはこれだ。私も将来、こんな風にすべての職種がお互いを尊重し合える温かいチームを作りたい」と強烈に胸を打たれました。
I先生への憧れと尊敬の気持ちから、I先生が他の病院へ移籍される際、私も先生を追いかけるようにして勤務地を変え、環境を移したほどです。周囲を温かく包み込み、チーム全員で患者様を支える大切さを、私はI先生の背中から学びました。
検査に臨む「誠実さと覚悟」、そしてプロの技を教えてくれた、H先生
2人目は、私が以前勤務していた総合病院時代の上司であるH先生です。 H先生は内視鏡検査や処置、とくにERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査)やEUS(超音波内視鏡検査)といった分野において、圧倒的な技術を持たれた先生でした。しかしそれ以上に、患者様に対する丁寧な姿勢と、言葉の一つひとつに宿る「深い真心」が印象的な先生でした。
特に、今でも私の心に深く残り、思い出す言葉があります。検査や処置の前に、リスクも含めて患者様へご説明する際、H先生はいつもまっすぐ目を見てこうお話しされていました。
「医療ですから、申し訳ございませんがどうしても『100%安全です』と言い切ることはできません。しかし、100%の全力でやらせていただくことはお約束いたします。自分の子どもや親、大切な家族に対して行うようなつもりで、全力で当たらせていただきます」
100%安全とは言えない医療の現実から目を背けず、だからこそ「自分の家族だと思って100%の全力で挑む」という誠実さと強い覚悟。この言葉に、私は医師として、また一人の人間として言葉にできないほどの衝撃と感銘を受けました。
技術がどれだけ優れていても、この「覚悟」がなければ本当の医療は届けられない。今、私が内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)のカメラを握るときも、また診察をする際にも、常にこのH先生の言葉を胸に刻み、「自分の家族を想うような全力の医療」を徹底しています。
理想のリーダーとしての「背中」と、この人のために働きたいと思わせてくれた、T先生
3人目は、同じく総合病院時代の消化器内科部長であり、科のトップであられた女性のT先生です。
大病院の消化器内科は非常に多忙な診療科です。私が勤めていた病院の消化器内科はとくに忙しく、医師が10~13人程度いても、朝から晩まで全員が目の回るような忙しさでした。普通なら誰かが愚痴をこぼしたり、ギスギスしてしまってもおかしくない過酷な環境です。
そんな中、T先生は部長というトップの役職にありながら、決して部下に仕事を押し付けることなく、誰よりも早く病院に現れ、誰よりも遅くまで現場に残って泥臭く働いておられました。
口先だけで指示を出すのではなく、誰よりも圧倒的にはたらく「背中」を日々見せてくれる。そんなT先生の姿に、私たち部下は皆、深い感銘を受けていました。大変な日々の中でも、過酷な勤務の中でも、いつしか私たちは「この先生のためなら、どんなに忙しくても喜んで働ける」「この先生のために全力で働きたい」と心から思い、チームが一枚岩になっていました。
肩書きではなく、その生き方と行動で人を惹きつける。私がクリニックの院長として、スタッフの皆さんと共に歩む上で目指す「理想のリーダー像」は、間違いなくT先生です。
私の医療の根底には、I先生の「優しさ」、H先生の「誠実な覚悟」、そしてT先生の「情熱と行動力」が今も深く息づいています。
そして、私の医師人生を支え、導いてくれたのはこの3人の恩師だけではありません。これまでに出会った数多くの素晴らしい先輩方、切磋琢磨し合えた同僚たち、その一人ひとりからいただいた教えや刺激、温かい支えのすべてに、今も心から深く感謝しています。
たくさんの大切な人たちから受け取ったこの「医療への情熱のバトン」を、今度はここ昭和区の川名・いりなかの地で、目の前の患者様や共に働くスタッフの皆様へと全力で還元していきたいと考えています。地域の皆様に愛され、信頼されるクリニックをワンチームで築いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
■ この記事の監修・文責
院長:安藤 雅能(あんどう まさよし)
八千代病院(初期研修)、安城更生病院(後期研修・消化器内科医員)、公立西知多総合病院(消化器内科医長)、昭和区の健診クリニックを経て、2026年10月に名古屋市昭和区にて開院。
専門分野
内科 / 消化器内科 / 肝臓内科 / 内視鏡内科
経歴・実績
医師13年目
消化器内科医として高次医療機関(安城更生病院、公立西知多総合病院など)の最前線に立ち、年間1,000件程度の豊富な内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)および高度な内視鏡治療を執刀。同時に、急性期医療の現場における学会発表活動にも注力。
また、総合的な予防医療・健診業務にも深く精通しており、胃バリウム・腹部超音波(エコー)・腹部CT検査の読影実績は年間計3万件以上にのぼる。
所属学会・資格
・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・愛知県 難病指定医
■ 当院へのアクセス・ご来院エリアについて
当院は名古屋市昭和区駒方町に位置し、無料の駐車場を多数完備しているため、お車・電車のどちらからでも非常にアクセスしやすい立地にございます。クリニック正面道路を挟んで対側の駐車場をご利用ください。
地下鉄でお越しの方(最寄り駅): 名古屋市営地下鉄 鶴舞線「川名駅」から徒歩6分、「いりなか駅」から徒歩7分の場所にございます。鶴舞線沿線(伏見・八事・赤池など)からはもちろん、桜通線(名古屋駅・久屋大通・徳重など)からは「御器所駅」乗り換え、名城線(大曽根・本山・金山・新瑞橋など)からは「八事駅」乗り換えで大変スムーズにお越しいただけます。
お車でお越しの方(主なご来院地域): クリニック正面に広い無料駐車場を完備しております。 【名古屋市内各区】 昭和区をはじめ、隣接する千種区・瑞穂区・天白区・名東区、および東区・中区・熱田区・守山区・緑区・南区・北区・西区・中村区・中川区・港区の全域から主要幹線道路(飯田街道・環状線・山手グリーンロードなど)や名古屋高速等を経てご来院いただけます。 【近隣市町村】 日進市・長久手市・尾張旭市・春日井市・豊明市・大府市・東海市・あま市・清須市・北名古屋市方面からも、国道153号線等を利用して多くの方がお越しになれます。
【診療時間、小児診療について】 当院では、お仕事や家事でお忙しい方、学校帰りのお子様にも無理なく受診していただけるよう、お昼の時間帯や土曜日の診療にも対応しております。急な発熱、風邪、胃腸の不調など、気になる症状がございましたらどうぞお気軽にご相談ください。
