2026年6月08日

はじめに:胃カメラを先延ばしにしていませんか?
皆さま、こんにちは。 名古屋市昭和区駒方町の「かわな駅」から徒歩6分、「いりなか駅」から徒歩7分にございます、「かわな内科 糖尿病・内視鏡クリニック」院長の安藤雅能(あんどうまさよし)です。
突然ですが、皆さまは「胃カメラ検査」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? 多くの方が「オエッとなって苦しそう」「辛い検査だから、できれば避けたい」という、マイナスなイメージを抱かれているのではないかと思います。
健康診断で「精密検査が必要です」と言われたり、普段から胃もたれや胸やけがあっても、検査への恐怖心からつい受診を後回しにしてしまう方は少なくありません。
しかし、消化器内科医として多くの患者様を診てきたからこそ、強くお伝えしたいことがあります。それは、「胃カメラを先延ばしにしている間に、見つけられたはずの初期の病気が進行してしまうのが、一番もったいない」ということです。
だからこそ当院では、皆さまが「これなら怖くない、受けてみよう」と思えるよう、「とにかく苦痛が少なく、楽に受けられる胃カメラ検査」に徹底的にこだわっています。今回は、当院が実践する3つの工夫について詳しく解説いたします。
工夫①:適切な「鎮静剤」の使用(リラックスしている間に終わる検査)
胃カメラが苦しい最大の原因は、スコープが舌の根元に触れることで起こる「オエッ」という嘔吐反射(咽頭反射)です。
当院では、この反射を抑え、リラックスした状態で検査を受けていただけるよう、点滴から適切な量のお薬(鎮静剤)を使用して行う胃カメラ検査に対応しています。
患者様お一人おひとりの年齢や体格、お酒の強さなどに合わせて、安全で適正な量を細かくコントロールします。ウトウトとお昼寝をしているような感覚の間に検査が始まり、気づいた時には「えっ、もう終わったの?」という状態で快適に検査を終えることができます。過去に喉の麻酔だけで苦しい思いをされた方にも、ぜひお試しいただきたい方法です。
工夫②:最新の内視鏡システムと「細径スコープ」の選択
当院では、高精度な診断を可能にする最新の内視鏡システムを導入しています。粘膜の微細な変化をクッキリと捉えることができるため、見逃されやすい小さな病変の早期発見につながります。
さらに、使用するスコープ自体も、非常に細くしなやかな「細径(さいけい)スコープ」を採用しており、ご希望に合わせて以下の2つのルートから選択していただけます。
経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ): スコープが舌の根元に触れにくいため、従来の口からのカメラに比べてオエッとなる不快感が大幅に少ないのが特徴です。検査中も医師と会話ができるほど、体への負担が少なくすみます。
経口内視鏡(口から入れる胃カメラ): 口から入れる場合でも、細径スコープを使用し、さらに前述の「鎮静剤」を組み合わせることで、喉の違和感をほとんど感じることなく快適に検査を受けていただけます。
工夫③:検査後もゆったり過ごせる「リカバリールーム」の完備
鎮静剤(麻酔)を使用した胃カメラ検査の後は、お薬の影響が切れるまで少しの間、院内でゆっくり休んでいただく必要があります。
当院では、検査後にベッドに横になったまま移動し、そのまま目が覚めるまで快適に過ごしていただける「リカバリールーム(回復室)」を完備しています。
検査終わってすぐに見知らぬ待合室に戻されるような緊張感がなく、プライバシーに配慮した空間で、お体がしっかりと軽くなるまで安心してお休みいただけます。「検査の後、すぐに動けるか心配」という方も、どうぞご安心ください。
定期健診としての胃カメラ:ピロリ菌の有無にかかわらず「年1回」受けるべき理由
ここで、なぜ私がここまで毎年の定期的な検査をおすすめするのか、その重要な理由をお話しします。それは、胃がんの発生リスクにはピロリ菌が深く関わっているものの、どのような方であってもリスクはゼロにはならないからです。
まず、絶対に年1回の胃カメラ検査をうけるべき方はどのような方か。現在ピロリ菌に感染している方はもちろんのこと、過去にピロリ菌感染があり、すでに除菌治療がすんだ(除菌に成功した)という方です。実は「除菌が終わればもう安心」というのは大きな誤解です。除菌によって胃がんになるリスクは大幅に下がりますが、完全にゼロになるわけではありません。一度ピロリ菌によって傷ついた胃の粘膜は、除菌後も胃がんが発生しやすい状態が長く続きます。そのため除菌後の方も、年に1回の定期的な胃カメラ検査が絶対に欠かせません。
一方で、「自分はピロリ菌に感染したことがない」という方も安心は禁物です。確かに、ピロリ菌の感染歴がない方は、通常の胃がんにはなりにくい傾向があります。しかし、若年層にも見られ、非常に進行速度が速く見つけにくいことで知られるスキルス胃がんなどは、ピロリ菌の有無にかかわらず突然発生することがあります。
胃カメラ検査は、事前の準備や検査後の身支度をすべて合わせても、わずか30分ほどの検査です。たった30分の時間を年に1度きり作るだけで、万が一の病気を早期に発見し、命を守ることができます。
消化器の専門医である私自身も、ピロリ菌の感染歴はありませんが、皆さまのお手本となり、自分自身の健康を完璧に守るため、30代前半の若い頃から現在に至るまで、毎年欠かさずに自分自身で胃カメラ検査を受け続けています。検査の重要性を誰よりも知っているからこそ、すべての患者様に「年1回の受診」を心からおすすめいたします。
健診で再検査になった方、バリウムが苦手な方は当院へ
胃の病気は、早期発見できればお腹を切らない治療で完治を目指せる時代です。だからこそ、恐怖心だけで検査を敬遠してほしくないと願っています。
健康診断のバリウム検査(胃エックス線検査)で不整やポリープを指摘された
胃もたれ、胸やけ、みぞおちの痛みが続いている
過去に受けた胃カメラがトラウマになっている
そんな方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。皆さまが「これなら毎年楽に受けられるな」と思えるような、身体にも心にも優しい検査を提供いたします。
■ この記事の監修・文責
院長:安藤 雅能(あんどう まさよし)
八千代病院(初期研修)、安城更生病院(後期研修・消化器内科医員)、公立西知多総合病院(消化器内科医長)、メドック健康クリニックを経て、2026年10月に名古屋市昭和区にて開院。
専門分野
内科 / 消化器内科 / 肝臓内科 / 内視鏡内科
経歴・実績
医師13年目
消化器内科医として高次医療機関(安城更生病院、公立西知多総合病院など)の最前線に立ち、年間1,000件程度の豊富な内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)および高度な内視鏡治療を執刀。同時に、急性期医療の現場における学会発表活動にも注力。
また、総合的な予防医療・健診業務にも深く精通しており、胃バリウム・腹部超音波(エコー)・腹部CT検査の読影実績は年間計3万件以上にのぼる。
所属学会・資格
・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・愛知県 難病指定医
■ 当院へのアクセス・ご来院エリアについて
当院は名古屋市昭和区駒方町に位置し、無料の駐車場を多数完備しているため、お車・電車のどちらからでも非常にアクセスしやすい立地にございます。クリニック正面道路を挟んで対側の駐車場をご利用ください。
地下鉄でお越しの方(最寄り駅): 名古屋市営地下鉄 鶴舞線「川名駅」から徒歩6分、「いりなか駅」から徒歩7分の場所にございます。鶴舞線沿線(伏見・八事・赤池など)からはもちろん、桜通線(名古屋駅・久屋大通・徳重など)からは「御器所駅」乗り換え、名城線(大曽根・本山・金山・新瑞橋など)からは「八事駅」乗り換えで大変スムーズにお越しいただけます。
お車でお越しの方(主なご来院地域): クリニック正面に広い無料駐車場を完備しております。 【名古屋市内各区】 昭和区をはじめ、隣接する千種区・瑞穂区・天白区・名東区、および東区・中区・熱田区・守山区・緑区・南区・北区・西区・中村区・中川区・港区の全域から主要幹線道路(飯田街道・環状線・山手グリーンロードなど)や名古屋高速等を経てご来院いただけます。 【近隣市町村】 日進市・長久手市・尾張旭市・春日井市・豊明市・大府市・東海市・あま市・清須市・北名古屋市方面からも、国道153号線等を利用して多くの方がお越しになれます。
【診療時間、小児対応について】 当院では、お仕事や家事でお忙しい方、学校帰りのお子様にも無理なく受診していただけるよう、お昼の時間帯や土曜日の診療にも対応しております。急な発熱、風邪、胃腸の不調など、気になる症状がございましたらどうぞお気軽にご相談ください。
