2026年7月27日

こんにちは。名古屋市昭和区川名駅、いりなか駅より徒歩7分、「かわな内科 糖尿病・内使鏡クリニック」です。
「健康診断で脂肪肝と言われたけれど、お酒を控えるくらいしかしていない…」
「ダイエットを頑張ってみたけれど、肝臓の脂肪が本当に減ったのか確かめる方法はある?」
健康診断の超音波(エコー)検査や血液検査で「脂肪肝」を指摘される方は非常に多く、人間ドック受診者の約30%に脂肪肝が見られるとの報告もあります。脂肪肝は「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓のSOSであり、放置すると肝硬変や肝がんだけでなく、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病のリスクを大きく高めることが分かっています。
しかし、これまでは「どれくらい脂肪が溜まっているか」を正確に測るには、大きな病院で肝生検(入院して肝臓に針を刺す)検査や、MRI検査といった、患者様の負担が大きい検査をするしかありませんでした。
当院では、患者様の負担を最小限に抑え、客観的な数値で脂肪量を正確に測定できる【ATI】モードを、Canon社製エコー「Aplio go」に搭載し導入しております。今回は、この新しい検査の意義について詳しく解説します。
当院のエコー検査(ATI)の3つのメリット
① 脂肪の量を「数値」で正しく評価(見える化)
これまでの一般的なエコーでは、医師の「見た目」で「なんとなく全体が白っぽいから脂肪肝ですね」と感覚的に判断せざるを得ませんでした。
当院のATI検査では、超音波の伝わり方から脂肪の量を客観的な数値(減衰係数)として算出できるため、脂肪肝の正確な「重症度」がデータとして一目で分かります。
② 治療効果も「見える化」
肝脂肪量の推移をグラフにして、患者様からも分かりやすく治療効果を「見える化」できます。漫然と治療を続けるのではなく、「良くなっている」という実感をもって治療に臨むことができます。
③ 痛くない、苦しくない、お財布にも優しい
体への負担は、お腹にゼリーを塗って行う通常の一般的なエコー検査と全く同じです。痛みは一切なく、数分横になっているだけで終わります。また、肝生検やMRI検査などの高額な検査に比べて費用負担も抑えられます。
なぜ「定期的」に数値を測定する必要があるの?
脂肪肝の治療の基本は、食事療法と運動療法です。しかし、せっかく頑張ってダイエットや食事制限をしても、肝臓の中身が良くなっているかどうかは目に見えません。
定期的にATIで脂肪量を測定することには、以下のような非常に大きな意義があります。
・頑張りの効果が「数値」でわかるからモチベーションが続く
「体重はあまり変わっていないけれど、肝臓の脂肪数値が確実に下がっている!」というように、努力の成果が目に見えるため、生活習慣の改善を楽しく維持しやすくなります。
・病気が悪化する前に「先手」を打てる
数値が徐々に悪化している場合、生活習慣を見直すタイミングや、お薬の治療を始めるタイミングを遅れることなく見極めることができます。
・未来の大きな病気(心筋梗塞や糖尿病)を予防し、予後を良くする
定期的にチェックして肝臓の脂肪をしっかり減らし、良い状態をキープし続けることが、将来の心血管疾患や生活習慣病の発症リスクを下げる一番の近道です。
検査の流れ・注意事項
・検査時間
通常のお腹のエコー検査に、数分追加される程度でスムーズに終了します。
・当日のご注意
正しい数値を測定するため、【検査前4時間以上は絶食(お食事を抜いて)】でお越しください。水分(お水や、お茶などの糖分・脂肪分のないもの)は摂取していただいて構いません。
脂肪肝は、生活習慣を見直すことで十分に改善が期待できる病気です。「まずは自分の肝臓の状態を正しく知ること」から始めてみませんか?
健診で指摘を受けた方、ご自身の肝臓の状態が気になる方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
(当院は24時間いつでもスマホやパソコン、LINEからWEB予約が可能です)
■ この記事の監修・文責
院長:安藤 雅能(あんどう まさよし)
所属学会・資格
・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・愛知県 難病指定医
■ 当院へのアクセス・ご来院エリアについて
当院は名古屋市昭和区駒方町に位置し、無料の駐車場を多数完備しているため、お車・電車のどちらからでも非常にアクセスしやすい立地にございます。クリニック正面道路を挟んで対側の駐車場をご利用ください。
地下鉄でお越しの方(最寄り駅): 名古屋市営地下鉄 鶴舞線「川名駅」から徒歩6分、「いりなか駅」から徒歩7分の場所にございます。同地区におきましては、医院・クリニックに常駐する肝臓専門医は希少です。脂肪肝にお悩みの方は、ぜひ肝臓専門医である当院院長まで一度ご相談ください。
