【川名・いりなかエリア近辺で胃の症状にお悩みの方へ】コラム第20回:胃カメラで異常なしと言われた胃もたれ・みぞおちの痛み。もしかして機能性ディスペプシア?|昭和区川名駅・いりなか駅|かわな内科 糖尿病・内視鏡クリニック

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【川名・いりなかエリア近辺で胃の症状にお悩みの方へ】コラム第20回:胃カメラで異常なしと言われた胃もたれ・みぞおちの痛み。もしかして機能性ディスペプシア?

【川名・いりなかエリア近辺で胃の症状にお悩みの方へ】コラム第20回:胃カメラで異常なしと言われた胃もたれ・みぞおちの痛み。もしかして機能性ディスペプシア?|昭和区川名駅・いりなか駅|かわな内科 糖尿病・内視鏡クリニック

2026年8月28日

こんにちは。昭和区「川名駅」より徒歩6分、「いりなか駅」より徒歩7分、「かわな内科 糖尿病・内視鏡クリニック」です。

「食後に胃が重くてズーンと張る」 「少し食べただけで、お腹がいっぱいになって受け付けない」 「みぞおちのあたりがジリジリ、キリキリ痛む」

このような胃の不快感で悩まされ、健診や病院で胃カメラ(胃内視鏡検査)を受けても「異常なし」「きれいな胃ですね」と言われて戸惑った経験はありませんか?

検査で潰瘍がんなどの目に見える異常がないにもかかわらず、胃もたれや痛みが慢性的に続く病気、それが機能性ディスペプシア(FD)です。

今回は、機能性ディスペプシアの原因や分類、正しい治療法、そしてなぜ「まず胃カメラが必要なのか」について詳しく解説します。

機能性ディスペプシア(FD)とは?どのような症状が出る?

機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia)は、胃の「形」や「粘膜」には問題がないのに、胃の「働き(機能)」が低下することで様々な不快な症状が起こる病気です。日本の成人の10人に1人近くが該当すると言われるほど頻度の高い疾患です。

症状のあらわれ方によって、大きく2つのタイプに分類されます。

① 食後衰弱症候群(PDS)タイプ:胃の「動き」のトラブル

食後の胃もたれ: 食べたものが胃にいつまでも残っている感じがする

早期飽満感(そうきほうまんかん): 食事を始めてすぐに満腹になってしまい、最後まで食べきれない

② 上腹部痛症候群(EPS)タイプ:胃の「知覚」のトラブル

みぞおちの痛み: 食事の有無に関わらず、みぞおちのあたりが痛む

みぞおちの灼熱感: みぞおちのあたりが焼けるように熱い・不快

なぜ「異常なし」なのに症状が出るのか?主な3つの原因

胃の構造自体に傷がなくても、以下の要因が複雑に絡み合うことで症状が引き起こされます。

胃の適応性弛緩(広がる力)の低下: 通常、食べ物が胃に入ると胃はふんわり広がりますが、これが上手く広がらず、少量で胃の圧力が上がって「早期飽満感」が起こります。

胃排泄能(送り出す力)の低下: 胃の蠕動(ぜんどう)運動が弱まり、食べ物を十二指腸へスムーズに送れなくなることで「胃もたれ」が起こります。

知覚過敏・ストレス: 精神的・身体的なストレスや自律神経の乱れにより、胃が刺激に対して過敏になり、わずかな胃酸でも「痛み・灼熱感」として強く感じてしまいます。

機能性ディスペプシアの治療法

「異常がない=治療法がない」ではありません。適切なアプローチを行うことで、症状は大きく改善します。

① 生活習慣・食事の改善

食事の工夫: 高脂質(油っこい)な食事やドカ食い、アルコール、カフェインを控え、消化の良いものをよく噛んで食べます。

ストレスケア・睡眠: 自律神経の乱れが胃の動きに直結するため、十分な睡眠とリラックスする時間を意識的に設けます。

② お薬による治療(薬物療法)

病態に合わせて、胃の動きを整えるお薬や知覚過敏を抑えるお薬を処方します。

アコファイド(アコチアミド): 胃の動きを活発にし、広がりや排出をスムーズにするFD専用の治療薬です。

酸分泌阻害薬(PPI/P-CAB): 胃酸の刺激による痛みを抑えます。

漢方薬・抗不安薬など: 体質や自律神経の状態に合わせて適切に組み合わせます。

「異常なし」と診断するためには、まず「胃カメラ」が不可欠です

「検査で異常がない病気なら、胃カメラは受けなくてもいいのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、機能性ディスペプシアと診断するためには、まず「胃がん」「食道がん」「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「ピロリ菌感染症」などの重篤な病気が隠れていないかをしっかりとチェックする(除外診断する)ことが大前提となります。

症状だけでは、機能性ディスペプシア胃がん胃潰瘍を判別することはできません。まずは胃カメラで粘膜に病変がないことを確認して初めて、安心して適切なFDの治療に進むことができます。

つらい胃の症状は、あきらめずに当院へご相談ください

胃カメラで異常がないから『気の問題』と言われてしまった」 「市販の胃薬を飲んでもなかなか胃もたれが治らない」

当院(川名・八事・御器所・いりなかエリア)では、内視鏡専門医による「痛みのない・苦しくない胃カメラ検査」で安全に除外診断を行った上で、患者様一人ひとりの症状に合わせた親身な薬物療法・生活指導を行っております。

長引くみぞおちの違和感や胃もたれでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

■ この記事の監修・文責
院長:安藤 雅能(あんどう まさよし)

所属学会・資格
・日本内科学会 認定内科医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・愛知県 難病指定医

■ 当院へのアクセス・ご来院エリアについて
当院は名古屋市昭和区駒方町に位置し、無料の駐車場を多数完備しているため、お車・電車のどちらからでも非常にアクセスしやすい立地にございます。クリニック正面道路を挟んで対側の駐車場をご利用ください。
地下鉄でお越しの方(最寄り駅): 名古屋市営地下鉄 鶴舞線川名駅」から徒歩6分、「いりなか駅」から徒歩7分の場所にございます。機能性ディスペプシアは有病率の高い疾患です。ご自身や周りの方で胃の症状にお悩みの方がいらっしゃれば、是非一度当院までご相談ください。

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